経済の現状

人生って


人生って何なんですかね。
あれ程深く愛し合っていた者同士がいがみ合い、傷つけあう。
かと思えば、何のゆかりもない者同士が出会い、意気投合して命をも惜しまない仲になる。
生れたばかりの時は、小さな手で小指をしっかりと握りしめ。
座布団の中に納まっていたというのに、今は、遠い異国で一人頑張っている。
いつの間にか自分を超えて。

人の一生なんて限りがあるんですよ。
最近、頓に感じる。

出会いがあって、別れが来る。

世界を動かすような大きな仕事をしようと、世界を股にかけて働いていても、所詮、深い絆で結ばれる者なんて限られている。
世紀の恋も、名もなき恋も、恋は恋。
富者も、貧者も、独裁者も、聖人も、予言者も
生病老死の苦しみから逃れる事はできない。
人は、結局ちっぽけな世界で右往左往しているだけ。
自分の住んでいる世界なんて狭いものさ。

何が善で何が悪か。
善良なる者が惨殺され、邪悪なものが守られる。

なぜと、神に問いたくはなるが、それは、所詮、人間の所業。
神に答えを求めたところで、神は善悪を超越している。
神には善も悪もない。
あるのは人の罪。

ただ自らの行いの報いは、自らが受けなければならない。
ならば、答えは自分で見つけ出すしかない。

でも、いくら探してもその答えが見つからない時もある。
たった一つの言葉が
人の心を傷つけ
それまで培ってきた愛を台無しにしてしまう事なんて・・・

こんな別れはしたくないな。
愛する気持ちに変わりはないのに、
深く愛すれば愛するほど許せないなんて

また、神になぜと問いたくなる。

何が許せないのか。
何を許せないのか。
なぜ許せないのか。

人の一生には限りがあって、
それに、結構短いと言うのに・・・。
なぜ時を無駄にする。

平安・平穏・平和な一生をなぜに送れない。
ことさら荒立ていがみ合って何になる。

競争ばかりしていないで
時には立ち止まって振り返ってごらん。
そこには遠い記憶、微かな思い出があるはずだ。
母さんと言っておやりよ。
ママって

人の一生とは何なのでしょうね。




       

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