監督は、自分より優れた選手を使う。すべて監督が一番優れているチームなんてそれだけで試合をする前に結果は知れてる。たとえ勝てたとしてもまぐれか、相手が弱いか。
いずれにしても監督以上にはなれない。
若手とやる時はなおさら、百メートルを全力疾走すればすぐにわかる。四十をすぎたらかなわない。それでいい。そうでなかったら困る。
新人だって自分より優れたところは、必ずある。それを見出し。素直に感動し、任せれば新人は、必ず成長する。
リーダーシップには、陣頭指揮型と調整役型がある。
陣頭指揮型は、統制型であり、非常時やここぞというときに勝負の時用いる。ただ、後方が弱くなりリーダーが倒されたら総崩れする恐れがある。また、独善に陥る危険性がある。
故に、通常のリーダーシップは、調整役型、まとめ役である場合が多い。
リーダーが最初にやるのは、チームつくりである。リーダーは、自分の力でなるもので、単に指名されたからと言ってなれるものではない。メンバーがリーダーとして認めることで初めてなれる。
リーダーになるためには、メンバーの話をよく聞き、メンバーが自分より優れているところ見出し、それぞれに合った役割を割り振るところから仕事は始まる。
人、それぞれ、長所欠点があり、同じではない。リーダーに求められるのは、万能ではなく、相手を認める事。だから、相手と争って相手より優れている事を認めさせても何の得にもならない。
リーダーには、メンバーには、リーダーの、メンバーの役割がある。
リーダーの役割とは、第一が、決断。第二、配置。第三に、まとめる。
リーダーは、人を集め、ひとまとめ、統制するのが役割。だから、人より優れている必要はない。大切なのは、人を見る目。人を話を聞く。相手を理解する。そして、決断力。
人の話を聞いて、自分も意志で決断する。それがリーダーに求められること。リーダーは、独断する。
リーダーは、決断する。決断とは、決して断づること。決めて、断ち切ること。決断できなければ、リーダーには、なれない。理性的に、人の話を聞き、感情で決断する。決断は、論理の飛躍。決断は、直観でする。決断は、一人でする。だから、独断を恐れてはいけない。
リーダーは、間違える。
だから、リーダーは、自信を持つ。
自信とは、自分を信じる事。自分を信じなければ、他人を受け入れることはできない。
人は、他人の過ちを赦す事は難しい。それ以上に難しいのは自分を赦す事。だから自分を信じて自分を赦す。自分を許せない者は、傲慢になる。
若い頃の自信なんて過剰なくらいでいい。傲慢にならない程度に生意気に成れ。
迷惑なんて考えるな、迷惑をかける事を怖れるくらいなら、親や上司、同僚、部下に迷惑をかけている事を自覚し、感謝しろ。迷惑をかけたくないと臆病になるともっと大きな迷惑をかける事になる。
リーダーに求められるのは、人を見る目。リーダーは、万能である必要はない。むしろ、無能なぐらいでいい。リーダーは、自分よりメンバーの優れたところを見出し、適切な役割を与え、メンバーの力を引き出すこと。だから、自分を許せない者はリーダーにはなれない。
リーダーは、メンバーの力を認め、敬意を払えなければ、メンバーは自分の決定に従わない。
リーダーは、チームをまとめるのが仕事。指示者の主旨、会社の目的をよく理解し、メンバーの話を聞き。一人で決断する。リーダーは、チームの代表でもある。自分の責任で決断し、実行させる。仕事は皆で実行する。リーダーは信念をもて指示する。
メンバーはリーダーの決定に従う。従えなければチームを去る。
真のリーダーはメンバーを使うのでなく、動かす。
メンバーは、自信をもって仕事をする。自信とは、自分を信じること。ああ、自分は、なんてダメなんだと諦めるのは、一番、楽だけど。それで、お終い。後がない。自信とは自分を信じること。今は、無力だけど、実績もないけど、いつか必ず自分の実力が発揮できるようになる。なによりもリーダーが、自分を認めてくれた。
リーダーは、支配することを望むべきではない。指導する事を考えるべきである。
だから、リーダーは、説明する、説得する義務と責任がある。
リーダーは、メンバーを力尽くで従えるのではなく。一致団結して過大を解決するのが目的。ミッションを忘れてはならない。
失敗は、沢山しなさい。若い頃の失敗は許される。歳をとってからの失敗は許されない。若い頃に失敗をしてない人は、歳をとってから大失敗をする。失敗を嘘れて臆病にならない。ただ、失敗は、失敗と素直に認める事。そうしないと失敗から学べない。
迷惑は、沢山かけなさい。迷惑をかける事を怖れて、委縮していたら成長できない。ただ、迷惑をかけている事は自覚しなさい。部下や子に迷惑をかけられるのは、うれしい事だよ。
その代わり、お互いさま。お陰様。お世話様と言う挨拶を忘れない事。
親に迷惑をかけない子はいない。上司に迷惑をかけない部下はいない。反対に子に迷惑をかけない親もいないし、部下に迷惑をかけない上司もいない。迷惑をかけなければなんて思うな。ただ迷惑をかけている事を自覚しろ。
恥はかいて知るもの。恥をかいた事のない者は、恥知らずになる。ただ、恥を感じる心をなくさない事。恥を知る心のない者は、自分に誇りが持てない。破廉恥。
「俺はなんて駄目な人間だ。」と俺に言っても無駄。俺は、自分を卑下するのは、そいつの趣味だと思っているから。何が楽しいのとしか聞かない。
良い所なんて一つあれば上等。何もなければ何もない事が取り柄。
劣等感は、自分を鼓舞する時、闘争心を湧き立たせるためには意味があるけれど、劣等感に負けるくらいならそんな非生産的な感情は持たない。自分の人生において何の役にも立たない。
自分を信じられなければ何が信じられる。自分を信じるてくれるは、自分だけと思え。
逆境こそチャンスだと思え。逆境な時は、必ず自分を必要とする人がいる。逆境だからこそ自分の働く場所がある。
人に認められない事を怖れるな。それよりも、自分が人を受け入れられなくなる事を怖れろ。人に認められないからといって孤立する事はないけど、人を受け入れられなくなったら孤立するぞ。
仕事や勉強を楽しみなさい。楽しくなければ楽しくしなさい。
仕事や勉強は、難行苦行ではない。仕事勉強が楽しくなければ何をやっても楽しめない。
夢や希望は、他人に求めるな。夢や希望は自分が持つもの。
聞き方を覚える。聞き方と言うのは、質問の仕方。質問の仕方で全然違う。質問をする時は、準備をしよう。
いきなり不躾な質問をすると相手は身構える。大体失礼である。
質問をする場合は、可能な限り質問の主旨・目的を相手に伝える。
自分が何者かも伝える。
そして、何を質問するかを予め考えておく。練習してもいい。
厄介なのは、自己紹介も、主旨目的も伝えられない場合だ。
そういう場合、何らかのストーリーを用意しておこう。
共鳴、共感から始めよう。僕らの時は、何でもかんでも対立。反抗。だから、こんな世の中にしてしまった。
人と違う事が個性だなんて教えられたからね。他人と違う事をしろって…。
でも、個性を出したければ、皆、同じ服を着させればいい。すぐに個性が出る。人は皆違う。殊更他人と違った事をしようなんてしなくても、素の自分を出せば個性が出る。だから無理をしないで、気取らず、飾らなければ個性なんてすぐに発揮される。あるがままの自分を大切にしよう。
欠点だって個性だと思えばいい。欠点なんて欠点だと思えば欠点。個性だと思えば活かす事もできる。逆に、美人は、美人である事で不幸になる事もあるし、才能は自分を傷つける事もある。自分の個性を生かすも殺すも自分次第。
人は、成功譚より失敗談の方を好む。成功した話より、失敗した時の方が、共鳴や共感を得やすい。
だから、一杯、失敗をしよう。そうすれば話のタネが尽きない。自慢話なんて嫌われるだけ。失敗こそ宝さ。
聞くのと答えるのでは、聞く方が攻撃している。裁判や国会を考えればわかる。弁護士も検事も聞く側の人間。
だから、聞かれる側は、聞く側に脅威を感じる。警戒心を持つ。まず警戒心を解かせる必要がある。
自分が身構えれば相手も身構える。隙のない人は近寄りがたい。
最初から完璧さなんて求める必要はない。最初は何にもわからないし、何もできない。
泣きたくなったら泣けばいい。でも、いつまでもくよくよしない事。くよくよしたところで問題は解決しない。拗らせるだけ。
沢山、失敗をしよう。沢山、恥ずかしい思いをしよう。沢山、迷惑をかけよう。
なるべく、自分から手を上げる事。
手を上げれば、沢山失敗をする。沢山、恥をかく。そして、それだけ成長する。
自分がどれくらい、無知で、無力かを思い知る。そこから、他人を受け入れる事を学ぶ。他人と伴に仕事をする事を学ぶ。
苦楽を分かち合う事を学ぶ。
自分一人では何もできない事、そして、自分は一人ではない事を学ぶ。
だから、一杯苦労をしよう、悲しみを分かち合おう。そうしたら、喜びも分かち合えることになれる。
幸せになろう。不幸なものは、他人も不幸にする。幸不幸は心の持ちよう。だから、幸せになろう。
仕事を楽しもう。楽しくなければ楽しめる様にしよう。皆と一緒に仕事をしよう。共感、共鳴しよう。そうすれば仕事は、遣り甲斐があるし、夢中になれる。
でも働きすぐには気を付けろ。過労で倒れるのは、仕事が楽しいから。仕事は、難行苦行ではない。
勉強が嫌いな人が先生になるから勉強の楽しさを教えられない。勉強は、楽しいんだよ。その証拠に、子供はなぜなぜと大人を困らせるだろ。
仕事も面白い。はやく仕事の面白みを覚えなさい。
厭だ、厭だと思っていたらいつまでたっても仕事は覚えられない。
恥ずかしいというのは、心が感じる痛み。恥ずかしいという感情をなくしたら自尊心もなくなる。でも恥かしい思いをしなければ、恥を知ることはできない。
痛みを恐れ、傷つくことを怖れていたら成長はしない。自立もできない。人は、傷ついて学ぶもの。他人に優しくなれる。思いやることができる。
他人と自分を比較しても仕方がない。相手を受け入れる気があれば別だか。自分より優れていると感じたら落ち込むし、劣っていると思えば傲慢になる。どちらにしろ、余程自信がない限り他人と自分とを比較するのは危険なの事だ。自分は自分なんだ。他人にはなれない。自分を大切にする事だ。自分を愛せない者は、他人も愛せない。
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