我々は、総括する者、あるいは、部門長は、事務方の責任者、トップあるいは、トップに準じる者から指示を受けたら、先ず、どの様に取り計らうか、誰を責任者にするかを指示者に伺いを立てる。
どの様に、取りはかるか、誰に任せたらいいかを具申する。また、それは正式な指示か、内々に処理すべき事かを指示者に確認する。
その上で、どの様な体制で臨むかを相談し、自分の考えをいう。指示者自分の考えは、構想にあっていれば、承認し、事務方の責任者に体制を整えるように指示する。
基本的には、一部門で処理する問題、複数の部門で処理する問題、新たにチームを組んで処理する問題、ごく限られた少数で処理する問題(特命事項等)の四つがあり、それぞれのケースに応じて段取りに違いがある。
一部門内で処理する場合、基本的に主観部署に対して指示が出る。その場合、部門長は、部門の主だったもの、あるいは、全員を指示された仕事の主旨、目的、概要、注意事項を伝え、その上で担当者を指名する。その上で、総括責任者のところに行って担当者をど道として指示者の意図、話を聞く。統括責任者は、必要に応じて直接指示者の話を聞くようにするように取り計らう。その上でまず指示者の意図を責任者は聞き、担当者に記録をとらせる。一旦引き下がって責任者は、担当者と段取りを決め。指示者の承認を得たうえで、仕事に着手する。
複数の部門にまたがる場合は、事務方の責任者は、関係する部門の部門長を集め、トップ、あるいは、トップに準じるものより統括責任者を決めてもらう。
統括責任者、主管部門か決まったら責任者は、関係部門の責任者を集めて今後の日程、予定を説明した上、担当者を決めるように指示する。
そして、いつ、正式な担当者会議を開くかを決めて、通知する。事務方は、それまでに、各部門の担当者を誰にするかの報告を受け、会場の準備をする。
新たに、チームを編成する場合は、事務方は、トップと相談の上、トップ名にてチームの責任者を選任してその部門長に通知する。リーダーに指名されたものは、速やかに事務方の責任者とトップの相談してメンバーの人選をする。メンバーが決まったら事務方の責任者、メンバーま上司、部門長に通知、了解をとったうえ、正式に発足する日とイベントを決める。
特命事項に関しては、信頼のおけるごく少数の者に限定する為、内々に所属長の了解を得たうえで、事務方の責任者と打ち合わせをする。必要な応じてトップあるいは、担当責任者から直接指示を受けるようにする。
これが一般に初動の基本的なパターン。いずれにしても仕事の形を早く覚える。
最初は、とりあえず話を聞いておけ、話を聞いたうえで段取りを決めて本格的な話はその後だ、実際に仕事しているうちにわかってくると言われたものである。
速やかに責任者担当者を決め。責任者担当者と相談して段取りを決めろ。その上で、方針を示して、組織、体制を固めろ
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