56、構造経済とは



構造経済というのは、ちょうどプロスポーツの様なものである。

一つ大切なのは、構造経済は、政治大切とは切り離して考えるべきなのである。
スポーツは、政治体制とは別に成り立たせようと思えば成り立つ。
では何の影響もないかというと別である。
基本的に政治体制を下敷きに成り立っているからである。

しかし、構造経済の本質は、政治体制と切り離して構築できるものである。

構造というのは、いくつかの部分からなる全体である。

構造経済を成立させる要素には、以下の事がある。
第一に、構造経済の基盤は、市場である。
第二に、貨幣経済を基盤としている。
第三に、金融制度を基盤としている。
第四に、会計制度を基盤としている。
第五に、法治主義を基盤とする。
第六に、経済主体には、国家、経営主体、家計がある。
第七に、経済主体の最小単位は個人である。
第八に、所得は賃金労働によって得る。
第九に、私的所有権を前提としている。
第十に、経営と資本を分離する。

市場経済には、共同体経済が対極にあり。
資本主義には、社会主義、共産主義が、対極にある。
自由経済には、統制経済が対応している。

資本主義体制も社会主義も行き着くところは相似点が強い。ある意味で同根の思想だと言える。
それは、構造を見れば分かる。





       

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